ウインドキャラバン モンゴル

2001年7月15日(日)〜29日(日) ウランバートル近郊 ウンドゥル・ドヴ

  2001年7月15日(日)〜7月29日(日)

ウンドゥル・ドヴは、ウランバートルから南に40km、標高1500mの、360度見渡す限りの大草原である。遠くに点々と白いゲル(遊牧民のテント)が見えるだけで、あとは緩やかに起伏する緑と巨大な空以外、何もない。草原を渡ってくる風は、心地良いハーブの香りを運んでくる。夜は満天に輝く星が降ってくるようだ。遊牧民の子供たちは、小型のモンゴル馬を見事にあやつって駆け回る。オープニングは、そうした元気いっぱいの子供たちによるナーダムで始まった。会期中、風車小屋では風力発電によってビデオを上映し、遊牧民やその子供たち、ウランバートルからやって来るモンゴル人や外国人、通りがかりの観光客などで、連日賑わった。

ウインドキャラバン モンゴル - 大草原の真只中で
2001年7月29日 新宮 晋

 
 

オープニングセレモニー
2001年7月15日(日) 14:00〜18:00

  ウンドゥル・ドヴのウインドキャラバン会場
サンジッド文部大臣、花田日本大使等を迎えて、コーディ ネーターのウルトナサン氏がオープニング宣言。子供たち が絵を描いた凧を一斉に上げ、子供たちのナーダム (競馬、モンゴル相撲、弓射)が始まった。1000人位の見物 客が集まり、会場は馬で一杯になった。

 
 

子供たちとの活動

 
7月14日、サマーキャンプから集めた120人の子供たちに、用意した凧に絵を描いてもらい、その凧で凧上げをしてもらった。初めて上げる凧に、子供たちは大喜びだった。

7月17日、国際子供キャンプを訪問し、中、高生達に、ビデオと絵本を見せて講演をした。講演後は質問責めに合い、楽しい一時を過ごした。

ゲルに暮らす遊牧民

 
牛や馬、羊等と共に移動して暮らす遊牧民は、簡単に移動できるテント、ゲルに住み、牛糞を燃料に乳製品を作る。いつ訪問しても、馬乳酒やチーズで暖かくもてなしてくれる。
 

 




組織
 
主催: ウインドキャラバン実行委員会
後援: 在モンゴル日本国大使館、モンゴル 教育・文化・科学省 協力事業部、トゥブ県、子供の権利センター、モンゴル 日本文化文学センター、ユネスコ
協賛: エルメス社、株式会社ディーディーアイ、関西電力株式会社、サントリー株式会社、株式会社鴻池組、モビコム社、ニューコム社、モンゴリアリンクス有限会社、公共交通「バス-1」社、新宮アトリエ
協力: 日本通運株式会社、東レ株式会社、住友特殊金属株式会社、 足利工業大学