ウインドキャラバン イナリ フィンランド
2001年2月10日(土)〜25日(日) フィンランド イナリ ウコンヤルヴィ
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2001年2月10日(土)〜2月25日(日)
ウコンヤルヴィは、フィンランドで2番目に大きい湖、イナリ湖の南端で、その真っ白に凍結した湖上に、21点の作品と風車小屋を設置した。約1ヶ月の滞在中、気温は零下15度から25度位であったが、時に零下38度まで下がった日もあった。日ましに日照時間が長くなっていき、朝や夕方、刻々変化する低い太陽からの光は、幻想的な美しさを見せた。会期中に何度も、作品や風車小屋にかかる見事なオーロラが観測された。
SAKK工芸学校の学生たちが設置と撤去を手伝って下さり、イナリ小学校の生徒たちがオープニングに参加し、又SIIDAサーミ文化博物館が全面的に協力して下さったお陰で、地元の人々と一体となった楽しいキャラバンが実現した。トナカイを追って遊牧していたサーミの人々は、今は定住して、兼業でトナカイの飼育をしている。厳しい自然環境にもかかわらず、逆にそれを巧みに利用して暮らしているサーミの人たちは、陽気で、社交的で、私たちは滞在中に彼らとすっかり仲良しになった。
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オープニングセレモニー
2001年2月10日(土) 14:00〜14:50
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スキーとトナカイゾリのパレード
イナリ小学校の子供たちが、色とりどりの風船を付けて、スキーで作品の間をすべり、トナカイゾリに乗って会場をパレードした。
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ヴィンメのコンサート |
ヨイクというサーミ独特の民謡を、現代風にアレンジしてユニークな音楽を創るサーミのミュージシャン、ヴィンメがソロで3曲歌った。 |
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記念シンポジウム
2001年2月11日(日) 12:00〜14:30
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SIIDA博物館での展示
2001年2月10日(土)〜2月25日(日) |
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ニュージーランドのセールと、前会場の写真が展示された。
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子供たちとの活動
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2月15日SIIDA博物館で、イナリ小学校の子供たちに、新宮晋がウインドキャラバンの説明をし、ビデオを見せた。
彼らは、モロッコの子供たちのために21個の風見と、薪で出来たロウソクを作ってくれた。 |
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満月とオーロラの観測
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2月8日は満月で、湖上は不思議なくらい明るかった。
2月14日の夜、湖の上に見事なオーロラが観測された。 風車小屋を拠点にして、私たちは一晩中観測と撮影を続けた。
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組織 |
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主催: |
ウインドキャラバン実行委員会、ウインドキャラバンイナリフィンランド実行委員会 |
後援: |
フィンランド教育省、在フィンランド日本国大使館、サーミ博物館シーダ、ユネスコ |
協賛: |
エルメス社、株式会社ディーディーアイ、関西電力株式会社、サントリー株式会社、スタジオ・シモ・ヘイッキラ、新宮アトリエ |
協力: |
ベネフォン株式会社、タハティクヴァ株式会社、日本通運株式会社、東レ株式会社、住友特殊金属株式会社、足利工業大学 |